左図はシンプルなジェノグラムです。
ジェノグラム
ジェノグラムは、3世代以上の家族の人間関係を図式化したものです。
これによって家族のなかで繰り返されている行動パターンの見取り図ができ、死、誕生、結婚など、人生のなかで起こった決定的な出来事についても理解できます。
面接などで収集された雑多な情報を一つの図に集約して視覚化できるため、介入方法や仮説の設定を行う場合の有力なツールとして活用できます。
左の動画もあわせてどうぞ。
尚、ファミリーマップは家族関係を記号で表したもので、関心ごとをめぐる家族構成員の配置や、連合、葛藤など相互交流のあり方を図式化することで、援助の仮説や方針を立てるのに役立てることができます。
<基本図形の紹介>
1、図形による性別に関して
2、本人の表示に関して
3、死亡者に関して
<図形の繋ぎ方>
1、結婚は図形同士を「実線」もしくは「二重線」で表現します。
2、離婚している場合は、結婚線を斜め二重線で引き、図形同士を区切ります。
3、離婚後の再婚は該当の対象者から複数の線で婚姻関係を表示させます。
4、親権を表現する描き方
5、内縁を表現する描き方
6、同居の描き方