私が事例検討会で劇を勧める訳。

事例検討会で劇をすることは追体験しやすいこと。
せりふをアドリブにすると、意外と誰がやっても大体「同じせりふになること。」
ならないときは、何故そういうせりふになったかも重要です。
そんなことが大きい目的なのですが

実際の現場では
介護者が、どんなプライベートを抱えていても
いつもと同じケアをしなければならないということがあります。
喧嘩をしたからと、怒った顔もできません。
実習に行った学生は現場では、いつも笑顔で対応されている施設の職員になりたいと言います。
そのために、いつも平常心でなくてはならないのです。

すぐに、心の中を悟られる顔はしてはいけないのです。
それは、心も思いも、経験も、訓練も必要なことです。

そんな思いもあり、劇の大切さに気づく生徒も多い訳です。

心地よい笑顔は周りを幸せにしてくれますよね。
つくり笑いは、すぐに悟られます。